定期検診
preventive
自分ではきちんと磨いているつもりでも、ハブラシの届きにくい隙間や奥歯の周りなどをきちんと清掃することは非常に難しいため、どうしても磨き残しが生じてしまいます。
磨き残しはそのままにしておくと、虫歯や歯周病などのお口の病気に繋がります。 定期的に、歯科医院で歯石等の除去を行いましょう。
PMTC
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、「プロフェッショナルによる治療機器を用いた口の中の清掃」を意味する言葉です。
歯石や汚れを除去した後、歯の表面の清掃を行います。保険適用外にはなりますが、これにより徹底した虫歯・歯周病予防を行うことができます。
口臭や歯茎の病気(歯肉炎、歯周炎)の原因にもなる歯石を、歯科医師や歯科衛生士がスケーラーという専用の歯科用器具を使って除去します(これをスケーリングと呼びます)。歯石はご自身ではきれいに取り除くことができません。また、歯を頑張って磨いている方でも、何か月か経つと歯石が溜まってしまうことがあります。定期的に歯科医院で、歯石の除去を行うことを重要です。
定期歯科検診で「歯を残す」
現在、日本の80歳の方の歯の平均残存数は6.8本と言われています(厚生省調べ)。
一方、アメリカの85歳の方の平均は15.8本、スウェーデンの75歳の方は19.5本と言われています(サンスター調べ)。
実は、残存歯数と、定期的に歯科検診に行くという習慣には相関関係があると言われています。 下の図をご覧ください。歯科検診や歯のクリーニングを定期的に受けている方の割合が高い国ほど、70歳になった際の歯の数が多いことがわかります。
ご自身の歯をできるだけたくさん残すためにも、定期的に歯医者さんでお口のチェックやお掃除をしましょう。
スウェーデン | アメリカ | イギリス | 日本 | |
---|---|---|---|---|
70歳での歯の残存数 | 20本 | 17本 | 15本 | 8本 |
定期検診・クリーニングを 受けている割合 |
90% | 80% | 70% | 2% |
歯磨き指導
ご希望の患者さんには、正しい歯の磨き方の指導を行っております。一日に三回以上きちんと磨いているという人でも、歯の磨き方に癖があると磨き残しが蓄積し虫歯や歯周病になってしまいます。
患者さんの磨き方の癖を把握し、口腔内模型を使って正しい磨き方のご指導をした後、お口の中でブラッシングしていただき、歯磨きの仕方の改善をしていただきます。
電動歯ブラシ
brush
毛先の高速振動が、他の電動歯ブラシでは真似できないパワフルな液体流動力を起こします。
このダイナミックな液体流動力が、歯の表面をきれいにするだけでなく、歯と歯ぐきの境目、奥歯の間のような毛先の届きにくい部分から歯垢を除去。
歯ぐきのトラブルを防ぐのに役立ちます。